漁師がこだわり抜いた、究極の鮮度維持。
私たちの仕事は、春の訪れを告げる桜鱒漁から始まります。脂のりが良く、口の中でとろける桜鱒は、春を感じさせる上品な味わいが特徴です。
「なぜ、こんなにも美味しい魚があまり知られていないのか?」私たちだけが知る特別な味わいをもっと多くの方に味わっていただきたいという想いから、「知床桜鱗(しれとこおうりん)」は生まれました。
知床桜鱗は、厳格な基準に基づく独自の天然桜鱒ブランドです。「究極の鮮度維持」に徹底的にこだわり、漁船上での迅速な血抜きや神経締め、胃の洗浄といった高度な処理技術により、とれたての美味しさをそのままお客様へお届けします。
知床桜鱗 6つの要件
其の一、斜里町で漁獲された天然の桜鱒 (サクラマス)
世界遺産の町<知床斜里町>のオホーツク海で、春先の僅かな期間しか取れない天然の桜鱒のみ「知床桜鱗」を名乗ることができます。
其の二、船上で活締め(血抜き・神経抜き)を行う
船上で活〆をすることにより、旨味の元となる ATP が消費されることを防ぎ、腐敗を抑制します。
其の三、徹底した温度管理を行う
水揚げした魚は、船上から加工場に運ぶまでのほんの僅かな時間でも温度管理を徹底。5~10 度の海水に入れて脱血し、死後硬直を抑制します。
其の四、胃洗浄を施し、鮮度を維持する
胃洗浄(専用の器具で魚の胃の内容物を除去)を施すことで、内臓を除去しなくても、輸送時の腐敗を抑制し獲れたての鮮度を維持します。
其の五、傷のない美しい魚体を漁師が見極める
傷のない美しい魚体かどうか1匹ずつ目視を行い漁師自ら見極めます。
其の六、脂肪率が 8%以上のもの(魚体は 2kg 以上)
魚用品質状態判別装置 フィッシュアナライザにて、脂肪率が 8%を超える魚体のみを出荷いたします。桜鱒は小ぶりな魚ですが 2kg以上の魚を選別いたします。
~魚種別の脂肪率の目安~
サケ:約 3% メジカ:約 4% マス:約 2%
験を担ぐ縁起物。運来る川が育んだ
良質なサーモン。
知床斜里町の森から湧き出る「来運水」は、古くから「運がやって来る水」として人々に親しまれてきました。
この湧水が流れ込む「来運川」を遡上する鮭の稚魚たちは、川から海へ下り、オホーツク海で漁獲されます。
私たちは、この縁起の良い鮭に「みんなの願いが叶うように」との想いを込め、「来運サーモン」と名付けました。
大自然が育んだ天然の美味しさを、ぜひお楽しみください。
主な漁獲物一覧
サクラマス・トキシラズ / 5~6月
カラフトマス(オホーツクサーモン)/ 7~8月
ブリ / 8~9月
シロザケ(アキアジ)/ 9~11月